5月26日(土)の稽古です。
5月2回目の、つまり5月最後の4時間稽古です。
金曜日にやった5場からの稽古をしました。この5場から後は、ほとんどのキャストが舞台に上がります。と同時に、もつれていた事態が次々とほどけていく大切な場面でもあります。役者の動きの整理が難しい場面ですが、さすが長野演出です。てきぱきと役者に指示を与えて、次第に舞台上の絡まった糸がどんどんほどけて、分かりやすくなっていきます。
今日の稽古で、一応最後まで動きの確認が出来ました。
「あとは台詞が入れば大丈夫でしょう」という長野さんの言葉が痛い。
すでに何人かはほとんど台本を見ずにセリフを言っています。
「台詞多いけど、大丈夫ですよね」と長野さんの御下問。もちろん「はい」と中途半端な笑顔で答えました。一応覚えはじめてるんですけどね、なかなか進みません。
7月の通しまで約1ヶ月。台詞との戦いが始まります。台詞を制して味方にすると、とても自由な気持ちで稽古に臨むことができるようになります。
問題はたった1人でも台詞が入らないと、芝居世界を現実のように実感できないということです。落ちこぼれないように頑張ります。
↓ 稽古風景