第29回本公演作品一応決定!

2月23日(金)の稽古で、今年度の本公演作品が決まりました。 作品は、 『袴垂れはどこだ』(福田善之) です。 結局は一番手強い作品を選んだのだと思います。作品の長さや歌のことなど、課題はたくさんありますけど、そういう課題や障害に臆することなく果敢に挑もうとするところが、我が劇団ながら見事です。みんな骨太ですねえ。 「一応」というのは、これから福田善之先生に上演許可をお願いするからです。すでに電話で上演許可をいただけることは御了解いただいていますまた、少し割愛させていただきたい旨もお伝えしてあります。でも、実際どこをどう切るかと考えるとなかなか難しいのです。うちの劇団の顧客は年配の方が多く、途中休憩をはさんで2時間以内というのが理想なので、少し切らせてほしいところですが……。 脚本の素晴らしさに飲み込まれないように、とにかく気合いを入れて稽古しましょう。

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「もえぎ」ボランティア公演

四街道市千代田の「もえぎ」というお年寄りのサークルで公演をしました。 演目は『ベランダー・ドリーム』(高平九)※ 残念ながら私は参加できなかったので、今回「語り」として参加した中島さんの報告です。 今日は天気も薄曇り、気温も低く、また事前の雪予報の影響で例年20名を超える参加人数も、本日は13名にとどまりました。ところが13名の方の半分は、座・劇列車をご存知のかたのようで、ニューフェイスへの存在にも気が付かれ、劇団員の事も良くご存知の様子でした。また98歳の大ベテランの方も2名いらっしゃり、恒例行事のように楽しみにして頂いていた様子でした。上演はまず私の前説に始まり、得に抵抗感なく積極的にご参加くださいました。あとからのご感想の中で、「また同じような事が行われると思っていたけど、今回はなんだか得した気分です」とのお声も頂きました。そして北原さんのご挨拶によって、朗読劇への抵抗感もなかったように思います。本編に入りますと、13名という参加人数の少なさを思わない、盛り上がりぶり! 終始和やかな雰囲気でお客様からの、つぎつぎ起こる笑いの反応が嬉しく、思わず演者にも力が入りました。「たくさん笑って楽しませてもらえました。」「来年もまたお願いしたい」とのご感想も。ご参加くださった方々も、演じる役者側も、一緒になって楽しめた公演となりました。 中島さんは前説としても活躍したそうです。頼もしい新人です。 とにかくお客様の反応がよくて、キャストもいつも以上にノリノリで演じたそうです。お芝居はキャスト同…

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2月18日(日)の稽古じゃがね。

○脚本選定 脚本選定も大詰めです。 候補作は次の3作品。 ●『天国までの百マイル』(浅田次郎 原作/八木柊一郎 脚本) ●『太陽のあたる場所』(堤泰之) ●『袴垂れはどこだ』 (福田善之) 入村代表の方から、どの作品でも上演許可をいただけそうだという報告がありました。 『天国……』は八木先生の息子さん、『袴垂……』は、な、なんと福田先生ご本人と連絡がとれたそうです。『太陽……』はプラチナベーパーズのサイトに上演許可の手続きや費用に関する説明があります。 今日は『 太陽…… 』の続きを読みました。以前本公演で上演した『煙が目にしみる』や『見果てぬ夢』と同じように、笑いどころ泣きどころ満載の素敵な作品です。 『天国……』は何度かみんなで読んでいるので、今回は読みませんでした。 読み終わってから意見交換をしましたが、多くの人が『袴垂れはどこだ』を上演したいと思っていることが分かりました。一部『天国までの百マイル』を推す人もいるので、決定は金曜日になります。どちらに決まってもやりがいのあるいい作品です。 ○ボランティア公演 朗読版『ベランダー・ドリーム』(高平九)の稽古 衣装も着けて本格的に稽古をしました。当初は小道具も使うつもりでしたけど、すべて無対象(道具を使わず身振りだけ)でやることにしました。また、ベランダという舞台設定は守った上で、会話の相手は正面(観客側)にいることにしました。この方が顔がはっきり見えて、お客さんが見やすいと思います。役者達も集中出来るようです。 途中で歌…

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