5月18日の稽古だら。

5月18日(金)19時~21時の定例稽古です。 いつものストレッチ、発声の後で台本の読み合わせをやりました。 独特の方言にも慣れ、やっと気持ちも少しずつ入れることができるようになってきました。誰かのスイッチが入るとそれが他の役者にも伝染して次第に盛り上がってきますね。 場面ごとの山場を中心とした「うねり」みたいなものが見えて来ると楽しくなりますし、セリフも自然に出るようになります。 村人たちのリーダー格である「じいさま」を演じる役者はすでにかなりセリフが入っています。いつものことながら早いなあ。他のみんなも頑張りましょう。 台本の中に読みの難しい漢字もあります。台本を入力する中でいくつかにルビをふりましたけど、まだ漏れているものもあります。たとえば「血刀」。私は「けっとう」だと思い込んでいましたが、気になって調べてみたら「ちがなた」が正しいそうです。ちょっと引っかかったら調べないといけないと肝に銘じていたはずでしたけど、またやってしまいました。 知識の過信もいけませんが、体力の過信もいけません。稽古後、小菊役の少女を私がおんぶできるか確認しておこうということなり、やってみました。息子たちをさんざんおんぶしてきましたからと油断していたら、1回めは後ろ向きにひっくり返ってしまいました。2回めは少し姿勢を高くして跳び乗ってもらい、なんとかおんぶできました。 今日は知力、体力ともに冷や汗ものでした。とにかく油断禁物ですね。 新装版 ブラックペアン19…

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コープみらいえ四街道公演

5月18日(金曜日) コープみらいえ四街道という高齢者住宅でボランティア公演をしました。 演目は『ベランダー・ドリーム』(高平 九)です。 キャスト・スタッフは11時に四街道公民館に集合して稽古をしました。12時半頃から簡単な昼食をとり移動。 コープみらいえ四街道には13時に入りました。とても新しくきれいな住宅でした。会議室でリハーサルをして14時から本番。会場は食堂です。お客さんは職員の方を含めて30名程度。 いつものように劇団を代表して北原元代表の挨拶。続いて私が観客の皆さんに声を出してもらい、掌を使った簡単なパントマイムに付き合ってもらいました。皆さんとても素直に遊んでくれました。 『ベランダー・ドリーム』は上演時間40分。朗読劇であることやセリフが多いことで高齢者の方には負担が多かったと思います。最後までおつき合いいただきありがとうございました。次はもっと動きのある楽しいお芝居を上演できたらと思います。お客さんに合わせた様々な演目を持ちたいものです。 また写真を撮り忘れました。男役の2人がかなり工夫して扮していたのに残念です。 中原淳一四季のイラストレーション [ 中原淳一 ]価格:1944円(税込、送料無料) (2018/5/18時点)

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5月12日の稽古だのう。

四街道公民館での土曜4時間稽古です。 定例稽古は17時からですが、5月18日に「コープみらいえ」というお年寄りの施設でボランティア公演をするので、その稽古を15時からやりました。作品は『ベランダー・ドリーム』(高平 九)です。 すでに2回上演しています。今回はまたキャストを変えて上演します。 定例稽古では読み合わせをやりました。前日金曜日の稽古から小菊役の女の子が参加してくれています。彼女は昨年、一昨年の本公演にもエキストラ参加してくれました。小菊というのは悪い地頭が売り買いのために館に閉じ込めていた少女です。それを村人(私の役です)が救い出して、少女も袴垂れの党の仲間になります。 本公演の演目『袴垂れはどこだ』(福田善之)は、ある村人たちが伝説の盗賊袴垂れ(はかまだれ)を探すために、自分達が袴垂れの党と称してが村人を虐げる悪い地頭や長者をこらしめる話です。そうやってニセモノが動きまわれば、いつかホンモノに会えて本当の袴垂れの党になれると信じているのです。 この日の読み合わせの後で、代表から「この本は様々なテーマや謎をはらんだ素晴らしい台本なので、そういうことも話し合いながら稽古をしよう」という提案がありました。芸術作品には「詩的曖昧(アンビギュイティ=多義性)」があるものだと聞いたことがあります。『モナリザ』にも『ミロのヴィーナス』にも、モーツアルトの音楽や様々な文学作品にも、明確に説明できない、あるいは様々な解釈を生む部分が必ずあります。逆に言うと、すべてが明確に説明…

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