30年前の貴重な記録を発見!

今年最後の稽古の時、元代表の北原さんが昔の資料を持って来てくれました。 ↑ は1991年、最初の公演『やまんばおゆき』(西田 了)の資料です。当時はこういうものを作って公演の際ロビーに掲示したのだそうです。全部で8年分ほどありました。この資料も来年の公演時には掲示して皆さんにも見ていただくことになると思います。今も元気で舞台に立っている役者たちの若き日の勇姿をぜひ見てやってください。 この他にも、この日は来年再来年の30周年行事の中で劇団の歌を作ろうという話で盛り上がりました。そのとき誰かが「劇団の歌を作ってロビーで流したことがある」と言ったら、北原さんが「それは劇列車マーチだよ」と話してくれて、とりあえずそのマーチを復刻してみることになりました。曲だけで詞はないそうです。 30周年を前に次々様々なものが発掘(?)されて楽しいです。来年の稽古の中でもっともっと面白いものが見つかるといいですね。元団員の皆さん、もし何か情報があればお寄せください。

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千葉県芸術文化フォーラム参加作品決定!

2月23日(土) 千葉県文化会館小ホール で行われる 千葉県芸術文化フォーラム(千葉県芸術文化団体協議会主催) に参加することになりました。 演目は 『白雨五人男女?(しらさめごにんおとこおんなはてな)』(高平 九) です。 座・劇列車のオリジナル作品で上演時間は30分弱です。 雨の朝、5人の男女が停留所でバスを待っています。女社長、演歌歌手、中年のサラリーマン、女子高校生、そして刑事。この5人はそれぞれ悩みを抱えていて、その思いを観客にだけ打ち明けます。 題名からも分かるように有名な『白浪五人男』の趣向を借りながら、それぞれの思いを語るところなどは有名なミュージカル作品っぽく作りました。最後はちょっとした驚きの展開が待っています。 楽しい舞台になると思います。よろしくお願いいたします。

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四街道十字路の榎(えのき)

久しぶりに四街道十字路の前を徒歩で通りました。 切り倒された大榎の日陰は、古くから旅人の憩いの場だったそうです。すぐ隣には井戸もあって、乾いた喉を潤したそうです。 一昨年の本公演では、この十字路を舞台とした『クロスロード~運命をつなぐ四つ辻』を上演しました。お客様の中にはそれまで見たことがなかった十字路をわざわざ見にいらした方もいたそうです。大榎が剪られた後には榎の幼木が植えられ、すくすくと成長しています。 昨日久しぶりに十字路の前を歩いて通ったところ、石の道標の案内板がリニューアルされていました。後ろに写っているのが新しく植えられた榎です。それにしても1年以上気付かずにいたとは迂闊でした。 *********************************** 四街道市指定文化財 昭和五十八年四月十五日指定 四街道十字路の道標石塔 一基  寸法 一一七.〇×三三.〇×二〇.〇㎝  この十字路には、江戸初期、徳川家康の命により一里塚が築かれ、 榎が植えられました。江戸後期には畦田村の「新田」として周辺が開発 されました。明治になり、「畦田新田字四ツ街道(福島家文書)」と して各主要街道へ交わる交差点であったことから、この道標石塔が建て られ、近隣の人々から「四つ角」と親しまれていました。その後、大字 「四街道」となり、町名「四街道町」の礎となりました。 《正面》北 成田山道 畦田村 願主 林佐野右エ門 《背面》南 千葉町道 明治…

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