劇列車は6月も走ってますよ!~稽古報告:高平九

毎日暑い日が続きますね。 四街道市民劇団「座・劇列車」座付作家高平九です。 「オカリナの少年~クロスロード2」(作:高平九)稽古 座・劇列車は12月4日の定期公演に向けてこの暑さのなか稽古に励んでいます。 先日、公民館の窓を開けて換気をしながら稽古をしていたところ大量の虫が乱入して来ました。稽古の最中はみんな集中していたのですが休憩時間になると大騒ぎ。ナチのV2ロケットが飛来しても演奏を続けた「グレンミラー楽団」みたいで格好いいなあと思いました(笑) 次の稽古のときには公民館のほうで殺虫スプレーを用意してくれていました。助かります。 稽古は半立ち稽古の段階です。キャストは台本を手に持っているので、観ている人には台本ではなく舞台を観るようにお願いしています。稽古場にいる全員が集中して物語の場を作りあげることが大切だと思うからです。みんなとても集中しているので次第に人物が見えるようになってきました。 小道具について 拳銃を使った格闘シーンがあります。小道具というのは、使う人はもちろんその場にいる役者全員が本物であると思わないと成立しません。そのために銀行強盗のエチュードを何度かやりました。モデルガンの部分の名称、撃ち方なども説明して、強盗役と銀行員、お客を交代で演じてみました。自分がもし銀行強盗だったら、自分がもし銀行員だったら、そして自分がもし銀行強盗に襲われた銀行にいたら何を感じどう動くのか。疑似体験によって舞台に「本当」を乗せられたら思います。ただ、ア…

続きを読む

12月19日、令和3年の最後の稽古でした。

12月19日、令和3年の最後の稽古でした。 公演の反省の後、来年度の作品について1人1作をあげてプレゼンをしました。 この日は残った7作について質問や意見を交換しました。2作については台本の一部を読み、1作については過去のビデオを一部鑑賞しました。 結果、2作については著作権の問題などで上演は難しいだろうということになり5作が残りました。 年末年始、この5作を団員それぞれが読み直し、1月の稽古ではみんなで読んでみて、さらに候補作をしぼっていくことになります。 劇団の座付作家高平九の新作も候補作に残っていますが、実はまだ完成していません。1月にみんなで読んで他の作品と比べることになります。採用されるかどうかは作品の出来次第です。 また、この日は映像作家中村照雄さんに作っていただいたBlu-rayを配付する日でしたので、公演の出演者の皆さんも顔を出してくれました。まだ、2週間しか経っていないのにとても懐かしい。賑やかに公演をしたのが夢のようです。 来年の稽古始めは1月7日(金)19時~21時 四街道公民館和室(2階)です。 来年度公演の台本選定をやっていますので、見学なさりたい方は遊びにいらしてください。芝居に興味がある方はどなたでも歓迎します。もちろん団員は喉から手が出るほど欲しいのですが、けして強引な勧誘はいたしません(笑) いつもやっている基礎訓練(ダンス、ストレッチ、発声など)、それから候補作の台本読みが主な内容ですのでお気軽にどうぞ。…

続きを読む

LINEで会議をしました。

LINEで会議をしました。 公民館が休館したこともあり非常事態宣言の期間は稽古も休むことになりました 入団してから15年になりますが、毎週金曜日に稽古があるのが当たり前でしたので何か妙な感じです。半数以上の劇団員は私よりも先輩ですから、何倍も寂しい思いをしていることでしょう。 そこで週に一回LINEを使ってみんなで会議(音声のみ)をすることにしました。今日は2回目ですが、7名の団員が参加して久しぶりに元気な声を聞くことができました。 主な議題は5月の『俺らってやっぱ天使じゃねえ?』の稽古と公演についてでした。この件に関しては嬉しいことに全員が前向きでした。非常事態宣言が解除されたらすぐに稽古に入り、何としても5月公演をするということに決まりました。 話し合いは30分間という約束でした。準備した議題が意外にも早々に決着し、時間が余ったので12月の本公演『やまんば おゆき』についても話し合いました。 まずは昨年の出演者に出演の意向を確認することになりました。もちろん、今すぐには決められないという方もいると思います。家族の反対もあるかもしれません。そういうことも含めて回答してもらうことになりました。皆さんの回答を受けて演出部でキャストについて検討し、欠員を補う形で出演者を募集しようと考えています。原則、昨年のキャストを変更しないということも確認しました。 昨年から今年にかけて状況は一変してしまいました。 30周年記念公演は、『やまんば おゆき』を再演するこ…

続きを読む