劇列車は6月も走ってますよ!~稽古報告:高平九
毎日暑い日が続きますね。
四街道市民劇団「座・劇列車」座付作家高平九です。
「オカリナの少年~クロスロード2」(作:高平九)稽古
座・劇列車は12月4日の定期公演に向けてこの暑さのなか稽古に励んでいます。
先日、公民館の窓を開けて換気をしながら稽古をしていたところ大量の虫が乱入して来ました。稽古の最中はみんな集中していたのですが休憩時間になると大騒ぎ。ナチのV2ロケットが飛来しても演奏を続けた「グレンミラー楽団」みたいで格好いいなあと思いました(笑)
次の稽古のときには公民館のほうで殺虫スプレーを用意してくれていました。助かります。
稽古は半立ち稽古の段階です。キャストは台本を手に持っているので、観ている人には台本ではなく舞台を観るようにお願いしています。稽古場にいる全員が集中して物語の場を作りあげることが大切だと思うからです。みんなとても集中しているので次第に人物が見えるようになってきました。
小道具について
拳銃を使った格闘シーンがあります。小道具というのは、使う人はもちろんその場にいる役者全員が本物であると思わないと成立しません。そのために銀行強盗のエチュードを何度かやりました。モデルガンの部分の名称、撃ち方なども説明して、強盗役と銀行員、お客を交代で演じてみました。自分がもし銀行強盗だったら、自分がもし銀行員だったら、そして自分がもし銀行強盗に襲われた銀行にいたら何を感じどう動くのか。疑似体験によって舞台に「本当」を乗せられたら思います。ただ、ア…